R4年度工学部オープンラボ

大学祭期間中の11月26日(土)に工学部オープンラボが開催されました。

当日は天候に恵まれ、工学の世界を体験できるさまざまな実験・体験コーナーに多数の来場者を迎える事が出来ました。

総合技術支援センターでは13名の職員が普段の仕事で培った技術の中から、一般の方々が見学・体験できるように工夫したテーマを担当しました。

工学部オープンラボ2022ポスター

担当したテーマは以下の4つです。

・実習工場の「工作機械を使ってみよう(文鎮を作ろう)」

「実習工場」の工作機械を使用した「文鎮を作ろう」を実施しました。

アルミの丸棒(直径30mm)をフライス盤で固定して平面を2面削って、穴をあけて「めねじ」を切り、最後にポンチでアルファベットと数字(最大8文字)を打刻して「文鎮」を完成させました。

・電気電子物理工学科の「クリップモーターを作ろう」

「クリップモーター」は、構造が簡単なモーターです。

エナメル線を数回巻いたコイルの両端を、クリップを使った軸受けで保持します。

コイルに電流を流すと磁界が発生し、その磁界とコイルの下に置いた永久磁石の磁界が反発しあって、コイルが回転する仕組みです。スムーズに回すためには重量バランスがとても重要なのです。

・応用化学科の「ガラス細工実演」

ガラスのランプ、花瓶、マドラー、実験器具などを展示しました。
また、酸素バーナーを使用して鶴や豚などを作るところを見ていただきました。

・環境社会デザイン学科の「コンクリート3分クッキング」

速乾性のセメントを使って、いろいろな形状のカラフルなコンクリートを作りました。

練り混ぜ開始から固まるまでのわずかな間にどれだけアイデアを駆使してビーズやアクセサリを飾り付けられるか、時間との勝負です。