H28年度工学部オープンラボ

大学祭期間中の11月26日(土)に工学部オープンラボが開催されました。

当日は天候に恵まれ、工学の世界を体験できるさまざまな実験・体験コーナーに多数の来場者を迎える事が出来ました。

総合技術支援センターでは16名の職員が普段の仕事で培った技術の中から、一般の方々が見学・体験できるように工夫したテーマを担当しました。

工学部オープンラボ2016ポスター

担当したテーマは以下の5つです。

・機械工学科の「工作機械を使ってみよう」

黄銅製の「文鎮」を製作していただきました。
当日は多くの方にお越し頂き、実際に工作機械を使って自分で加工した「文鎮」を持ち帰っていただきました。

・電気電子システム工学科の「クリップモーターを作ろう」

クリップモーターは構造が簡単なモーターです。
エナメル線を数回巻いたコイルの両端を、クリップを使った軸受けで保持します。
コイルに電流を流すと磁界が起き、その磁界とコイルの下に置いた永久磁石の磁界が反発するために、コイルが回転する仕組みです。
コイルをスムーズに回すためには重量バランスがとても重要です。参加された皆さんはコイルの上下の重さを合わせるのに苦労されていました。
その分、自作のクリップモーターが回った時は、大変喜んでいました。

・応用化学科の「ガラス細工実演」

開催の1ヶ月ほど前から仕事の合間を見て展示品(ランプ、花瓶、動物、マドラーなど)を製作しました。
来場者には花瓶、鶴などの製作工程を見ていただきました。
展示した全ての作品はビンゴ大会(約100人参加)で来場者に差し上げました。

・建設工学科の「コンクリート3分間クッキング」・「浮沈子を作ろう ~浮力で遊ぶ~」

日常であまり触れる機会のない、セメントの水和反応やアルキメデスの原理について親しめるよう、自分の手を使って体験してもらいました。
参加された皆さんは夢中で作業に没頭していました。